1450年、フローレンス(北イタリア・フィレンツエ)では美の震央即ち中心点を変えることにより繊細な芸術の外観に変化を創り出すという概念。
1990年、アントワープ (ベルギー北部の商業都市) ファション・グループの大変革・会衆の地。

イタリアのルネサンス即ち再生芸術をクラシク古典主義派が芸術原理を典型的なものに戻そうとしましたが、それは中世の暗黒時代に、完全に葬り去られました。古典主義者クラシシスト;クラナックやベリーニ及びボテチェリたちは失われた理想郷、エデンの園のイヴの肌を陶器を思わせるように、また腹部も丸みを持たせる様な感覚で描きだしています。

1990年、アントワープでファションの大変革に焦点を合わせる動きがありました、マーテイン・マルゲーラ、ダーク・ビッケンベルグやアン・デミュールミースターたちは縫い目の内側を外側にむきだしにし、二重芯用の生地と年代物とを混合させ技術的に作り出す織物などをファションに取り入れたりもしました。

サスーンの新しいコレクションは非抽象主義―いわゆるデイ-コンストラクテイヴィズム即ちベルギーの現代風非抽象主義者たちが作り上げた古典美術と再生芸術を組み合わせ、その単純な結果を新機軸に取り入れ、実験的にそれを応用技術に採用しています。

カットでは古典即ち普遍的価値を持つ作品や目の細かさ、外形輪郭のくっきりさ、上から下へ可動させるレイヤーでの崩しなど、見分けにくい部分を見えてくるように創っています。染めていない部分には紫色、大地色、石炭黒色、ネーヴィー・ブルー(濃紺色)やオリーヴ・グリーン(オリーヴ色)を髪の厚みの中で見え隠れさせ、退色及び変色感を出したり、つや消しにしたり、光沢のあるものにしたりして、同時に微妙な形と質感の変化を創り出しています。